サービス
1. 会計体制の構築支援
「会計を正確にタイムリーに確認できる体制をつくります」
会計は会社にとっての「計器」であり、会社経営のために重要なツールであると考えます。先行きが不透明な経営状況の中、目的地に向かって真っすぐに、安全に飛ぶためには、この計器を常に確認できる体制を構築しなければなりません。まず私たちは、会計を正確に、そしてタイムリーに確認できる体制の構築をご支援致します。具体的には、貴社の状況に合わせた会計ソフト導入をご支援するとともに、経理業務を効率化する方法をご提案致します。
※会計ソフトはただ導入すればよい、というものではありません。仕訳の入力方法、科目の設定だけではなく、現金出納業務や請求業務との連携、ネットバンキングとの連動、基幹システムとの連動、部門別管理の導入、発生主義による記帳など、数多くの要素を検討し、会社の状況を把握するために、最も効果的かつ効率的な方法を検討する必要があります。また、月次決算の信頼性を向上させるために、月次巡回監査後にデータがロックされ、訂正の履歴が記録される、TKC自計化システムの導入をお勧め致します。
2. 毎月の巡回監査による月次決算支援
「会計データから経営の戦略や戦術を描きます」
会計体制が整ってきたら、実際にタイムリーに会計を把握し、それをどのように経営に生かしていくかをご支援致します。
私たちは原則として毎月貴社を訪問し、会計ソフトの入力内容を確認し、税法に基づいた会計処理が行われているかどうか、会計処理が正確にかつもれなく処理されているか、などを確かめます。その後、「変動損益計算書」を経営者の方と確認しながら、会社の現状の業績がどうなっているか、業績改善のために何を改善すべきか、そして、具体的に取り組む事項は何かを、ともに考えます。
3. 中小会計要領に準拠した決算書
「正しい決算書の作成をお⼿伝いします」
決算書は単に税務申告の基礎とする書類ではありません。一年間の会社の成果を外部の関係者に対して報告するツールです。私たちは、中小会計要領に準拠した決算書の作成をご支援することで、税務署に向けた決算書にとどまらず、金融機関などに対しても有用な決算書となることをご支援致します。また、近年金融機関は、経営者に対して、会社の業績を自らの言葉で説明できる能力(財務経営力)を求めています。私たちは、月次巡回監査や決算報告会の中で、会計数値の読み方をご説明し、社長の財務経営力を高めるご支援をさせていただきます。
※中小会計要領とは
中小会計要領とは、中小企業の実態に即してつくられた会計ルールであり、平成24年2月に公表されました。非上場企業である中小企業にとって、上場企業向けの複雑な会計ルールは必要ありませんが、中小企業でも簡単に利用できる会計ルールは、それまではありませんでした。法人税法で定める処理を意識した会計処理が慣例的に行われていましたが、これは裁量の余地が大きく、会社の業績を的確に表現するためには十分とは言えませんでした。そこで、決算書の信頼性を向上させ、自社の財務状況を明らかにするとともに、金融機関・取引先等からも信頼を得るために、中小会計要領が作成されました。
4. 正しい税務申告と書面添付
「適法な税務申告と適切な節税をご提案します」
正しい税務申告を行うことは、税務署からの信頼を高めるだけでなく、金融機関や取引先からの信頼も高めることであると考えます。
私たちはTKC税務システムを活用し、正確な税務申告をご支援するとともに、租税特別措置法等を活用した適法な節税をご提案致します。また所内の基準を満たしたお客様については、書面添付にも積極的に取り組みます。
※書面添付とは
書面添付とは、税理士が、税理士法第33条の2に基づき、顧問先の税務申告書提出に際して、自ら「計算し、整理し、又は相談に応じた事項」を記載した書面を添付する制度です。書面添付がされた場合、税務署は税務調査の通知をする前に、税理士に意見陳述の機会を与えることとされており、その結果疑義が解消されれば、税務調査を省略することもある、とされるものです。一方で虚偽記載があった場合には、税理士は懲戒処分の対象となります。いわば税理士による「税務監査証明書」と言える書類であり、税務申告書とその根拠となった決算書の信頼性を高めるものとして、金融機関にも評価されています。
5.事業計画の作成支援
「貴社の夢の実現方法を⼀緒に考え抜きます」
事業計画とは、会社にとって目的地までの方向を示す「地図」です。先のことは分からない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、であれば、どうならなくてはいけないか、という会社の目指す方向をしっかり把握していなければ、経営に影響を及ぼすと考えます。
私たちは、TKCの継続MASシステムを活用し、経営者自ら事業計画を立案できるよう、ご支援致します。
6.企業防衛対策の提案
「万が⼀のための資⾦対策も⼀緒に考えます」
経営をする上では、様々なリスクがあります。その中でも、経営者や後継者の死亡、病気やケガによる不在、災害など、会社の存続に大きな影響を及ぼすリスクがあります。
私たちは、会社のお金に関わる者として、会社の万が一の際の資金対策についても、ご支援致します。経営者などに不測の事態が発生した場合に、企業が被ると想定される経済損失額(標準保証額)を算出するとともに、資金対策としての生命保険等の活用をご提案致します。